どのプラチナを選ぶか

海外ブランドにPt950が多いのは単純に法律の規制でプラチナのジュエリーを作る際にはPt950以上にする事という決まりがあるからです。逆に法規制の無い日本製の物にPt900が多いのは、作業の効率の為となります。Pt900の物の方がトラブルが少なく作業に集中する事が出来るというのが大きな理由のようです。また、Pt950はPt900に比べプラチナの純度が高い為柔らかくなってしまいます。それを補うためにルテニウムを2%混ぜる事があります。そうする事でプラチナは硬度が増すので、ハードプラチナと呼ばれるものになります。ただし、こうしたPt950+ルテニウム2%のハードプラチナは硬度が高い為に金属の成型時に気泡ができやすく、加工が難しくなるので加工する職人には好まれません。加工に細心の注意と手間がかかってしまう為、前述の通り価格に差が出来てしまうという事です。ただし、細めのマリッジリングを希望している場合はハードプラチナを使用する事をおすすめします。これも前述通りなのですが、プラチナは強度が低いため細いリングですと変形や破損しやすくなってしまう為です。

また、安価で人気のあるホワイトゴールドにもパラジウムが混ぜてあることがあります。基本的にはパラジウムを混ぜた金にロジウムメッキ加工を施して美しい白金色に仕上げているのですが、メッキ加工の為どうしても生活していく中で少しずつ剥がれてしまい黄色味を帯びた地の部分が露出してきてしまいます。そういった事が嫌だ、と思われる方はプラチナを選んでおくのが良いかと思います。